SSD交換 & Fusion drive解除
2022-10-02


ホームサーバー にしているMac mini(Late 2012)でFMラジオ放送を聴くためにbluetoothスピーカーを買いました。

実績のあるAnkerのなので音質は問題ないのですが、問題はMac miniの方にありました。 バックアップ(Timemachine)が働くと、音飛びが頻発するんです。 Fusion driveという特殊なRAIDみたいなディスク構成なので、優先度低くていいのにシステムディスクアクセス並みの優先度でディスクアクセスしにいってリアルタイム性の高い処理を後回しにしちゃうっぽい。

Mac mini買い直したい誘惑にかられながらも、よく考えてみたら「2.4GHzクアッドコアなら十分な性能じゃね?」と思い直して改善策を考えました。 バックアップディスクが別ドライブならばその割り込みや待ち時間はあと回しにされるのではなかろうかと。 外付けHDDをバックアップディスクにしてみたら音飛びは激減しました。

幸いなことにMac mini Late 2012モデルは内蔵ドライブの交換がしやすい機種だったので、必要十分な容量のSSDをメインドライブに交換してHDを完全にバックアップ専用にすることにしました。

Mac mini Late2012 SSD交換に関しては検索すればわかると思うのですが、割と簡単です。 注意する点は、サイズ的に入るかどうか事前によく確認する程度です。 他のサイトでは常識だと思われてるのか、省略されてましたが、 交換前にUSB-SATA変換機を使ってOSインストール(できればデータ移行も)しておくと楽です。

一番めんどくさかったのはFusion driveの解除です。 内蔵されてたSSDをUSB経由で接続すると、ちょっと微妙な構成だったのです。 diskutilのcs(Core System?)モードでは認識されず、APFSで認識されていたのです。 正解かどうかはわかりませんが、APFSモードでボリュームやコンテナを削除して、分離しました。

時間がかかったのは、バックアップのし直しです。 TimeMachineは容量の限界までバックアップに使用しようとするので、同じボリュームに複数のマシンのバックアップディスクに設定すると、容量の少ない方がどんどん削られることになり、TimeMachineのメリットがなくなります。 そのためマシンごとにパーティションを切り直し、バックアップ先を変更し、メインに使っているMacbook airも含めバックアップし直しました。

この時に驚いたのは、中身を変更せずに既にあるパーティションを分割できたということです。 まぁ、原理的に不可能ではないとはいえ、そんなめんどくさい機能をディスクユーティリティに組み込むとは・・・。 Appleやるなぁ

[AV]

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